繊維専門商社である『豊島』が、クラウドファンディングサイト『Makuakeプロジェクト』にて、伝統的な手法で描き下ろした着物用の柄を使用したヨガウェアを発売。ありそうでなかった着物柄のヨガウェアが生まれたきっかけや、発売間近となった商品をご紹介します。
繊維を通して“新たな価値”を
豊島は繊維専門商社として180年以上の歴史を誇る老舗。
「素材」から「製品」までを知る総合力を活かし、 総合商社にはない専門性と情報・ネットワークを武器に「新たな価値」を創造しています。そんな豊島が2020年からはじめたのが【豊島Makuakeプロジェクト】。
繊維の専門である豊島だからできる、今までありそうでなかった“新たな価値”の提案をし、ユーザーの『あったらいいな』という気持ちに答えていくプロジェクトです。これまでにも衣類やアウトドアグッズなど、様々なプロジェクトが誕生。
そして2023年新たに立ち上げるのが、ヨガウェア×伝統工芸のコラボ。
日本古来の手染め柄をヨガウェアとして楽しめるという、ありそうでなかった商品が完成しました。
日常の中で、伝統工芸品に親しみを
今回発売するヨガウェアの友禅柄をデザインしたのは、加賀友禅作家の毎田仁嗣氏。
加賀友禅は伝統的な着物の染技法として有名ですが、『着物を着ない方にも、現代に続くファッションとして楽しんでもらいたい』という想いから、今回のプロジェクトに参加したそう。
着物を着るにはハードルが高くても、ヨガウェアという形なら、日本の伝統を身近に感じられそうですよね。
好みに合わせて選べる3つの柄
今回発売するヨガウェアは、繊細で優美な『桜』、強い生命力をあらわす『すみれ唐草』、格式高く縁起が良い『立涌くずし』の3種類の柄を用意。
伝統を大事にしながらも、普段使いしやすいデザインとなっています。どれも日本人の肌になじみやすい色合いとなっており、その時の気分や好み、ヨガのスタイルに合わせて選ぶのも素敵ですよね。