コンテンツに進む
カラダを温め、活性化! 冬のおすすめスパイス5選
カラダを温め、活性化!
冬のおすすめスパイス5選
カラダが冷える、ごちそうが続いて胃がもたれる、なかなか夜に寝付けない・・・冬に気になる悩みの数々。これらをスパイスで解消しませんか?
カレーやエスニックに使うもの、と考えがちなスパイスですが、効果やコツを覚えればいつでも気軽に使えるように。さらにおいしくカラダを整える効果もあるので、一石二鳥!アーユルヴェーダの視点から、冬のトラブルに効くスパイスをご紹介します。
1.身体を温め、消化力もアップ!
「ジンジャー」
私たちにもなじみのある生姜はアーユルヴェーダでもすべての病気の時に使うべき、と言われるほど効果の高いスパイスです。
それは身体をしっかりと温め、内部から活性化し、消化力を高めてくれるから。
冬のお鍋にスライスしたものを3、4枚入れても、すりおろしてお味噌汁にも。
ドライジンジャーのパウダーと黒砂糖をお湯に溶かしたジンジャーティーは、むくみ解消にも効果を発揮。
胃が重たい時にはスライス1枚にほんの少し岩塩をかけて。食事の10分ほど前に食べるだけで、胃が動き出して消化を助ける働きがあるので、ごちそうの前に試してみてくださいね。
2.風邪予防に、お腹が張る時にも
「シナモン」
香りが深く、抗炎症のパワーがあるシナモンは八つ橋やアップルパイなど、スイーツに使われることが多いスパイス。
食後やお腹のガスが気になるときはシナモンジンジャーティーがおすすめ。お肉を煮込む時や、ホワイトシチューにも使うと重い食事も楽に消化でき、香りでおいしさも深くなるのでぜひ肉料理にも使ってみて。
3.活力アップ!殺菌力効果も
「ガーリック」
これも私たちにはなじみの深いスパイス。殺菌力が高いので喉が痛い時や風邪の予防に、冬に特に多く摂るのがおすすめ。
疲れやすい人は特に元気が出て、胃にもやさしくすぐにパワーとなってくれるオイル焼きをセレクトして。
クミンパウダーをひとつまみ足せば、さらに消化に良い効果が。
ただ肌荒れや口内炎が気になっているときは多く摂りすぎるのはやめましょう。
4.安眠効果抜群!生理痛にも
「カモミール」
カラダの筋肉を緩め、落ち着かせる効果の高いカモミールは安眠効果バツグン。優しい香りがリラックスさせてくれるので、眠れない夜の味方になってくれます。
生のカモミールは葉も花も食べられるので、サラダなどに少し使うのもおすすめ。
生理痛も改善してくれるので、生理の2日くらい前から飲むようにしてみて。
5.免疫をあげて代謝もアップ!「ターメリック」
カレーに使われるターメリックは日本ではウコンと呼ばれ、二日酔い止めのスパイスとしても認知されていますが、その効果がまだまだあります。
免疫力を高めてくれるので最近はゴールデン・コーヒーやラテとして、コーヒーやスチームミルクに使用するのもおすすめ。
また殺菌力があり脂肪を分解する効果もあるので、肉料理の下処理として肉になじませると臭みが取れて柔らかくなりますよ。
ムニエルとして魚にまぶす小麦粉に混ぜれば、ほのかな苦味が加わりとても香ばしくなります。
カレーだけに使うなんてもったいない!野菜炒めにひとつまみなど、気軽にどんどん使ってみてくださいね。
ライター:三野村なつめ
(Natsume Minomura)
元コピーライター。南インドやスリランカを数度訪れた後アーユルヴェーダ・ライフスタイルアドバイザーの資格を取得。コスメブランド「ARYURIVST」(アーユルヴィスト)やレシピとスパイスがセットになった「整えごはん」を立ち上げる。ARYURVI STから、塗って眠ればひと晩で艶肌が叶う”ナイト オイルパック”新発売。
- 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。
- 新しいウィンドウで開きます。