いまや私たちにとても身近になった、アロマオイル。花や木、葉からとれる天然アロマは、深呼吸したくなる鮮やかな香りを届けてくれますよね。
今回は、そのアロマの持つ効果をアーユルヴェーダの視点からご紹介。天然のアロマだからこそ、カラダは素直に、そしてすぐに反応します。ただ好きな香りだけで選ぶのではなく、これからは欲しい効果で選んでみてはいかがでしょう。
1.スッキリとした目覚めが欲しい朝のアロマ
朝、カラダや頭が重く、なかなか布団から出られない。特に寒い冬はそんな朝が増えがちです。なかなか動かないカラダを心地よく目覚めさせてくれる、ピッタ(火のエネルギー)を高めてくれるアロマを味方につけましょう。
【アロマ】生活の木 ネムリラ ピロースプレーシトラス
ベルガモット、グレープフルーツなどの柑橘系はピッタを強めてくれるものが多く、気分が高揚し、頭もスッキリとさせる効果があります。
さらにこのピロースプレーにはホーリーフのアロマも入っているので、さらに爽やかな気分に。寝る前だけでなく、目覚めた後に使うピロースプレーとしてぜひ使ってみてください。
2.イライラ気分を鎮めるアロマ
【ファブリックスプレー】 アラレフア クリアミスト
(なんでこんなこと言われなきゃいけないの?)(ああ、物事がうまく進まない・・・)など、相手にも自分にもイライラしてしまうことは誰にでもあります。
そんな時には、気持ちを穏やかにしてくれる、カパ(水のエネルギー)を持つアロマを使ってみて。アラレフアのファブリックスプレーは、100%天然アロマな上に、消臭抗菌機能付き。パルマローザ、イランイラン、ジャスミン、シナモンの香りはカパを持つため、気持ちを優しく整えてくれる効果が。ハワイの花々をイメージした甘い香りを服やソファ、カーテンにミストすれば多幸感に包まれるはず。
3.疲れや悲しみを癒すアロマ
【エッセンシャルオイル】トリプティライフ
オーガニックブレンドエッセンシャルオイル VATA
急に襲ってくる不安や緊張、そして疲れ。それはヴァータ(風のエネルギー)が上がっている証拠です。
そんなときはまさにヴァータを鎮めるために開発されたこのアロマを使ってみて。ヨガインストラクターの梅澤友里香さんが監修したオーガニック・アロマブレンド。ラベンダー・ゼラニウム・マンダリン・サンダルウッド・パルマローザ・スイートオレンジが使用されて、心がゆっくりとほぐれ、安定する香り。温かな湯船に3滴、入浴での使用もおすすめです。
お風呂上がりにはきっと悲しみや不安、疲れは軽くなっているはず。
4.深い眠りに導くアロマ
【アロマ】生活の木 ネムリラピロースプレーラベンダー
気分が冴えて、いろんな事が気になり始め、なかなか寝付けない。そんな時はヴァータ(風のエネルギー)が上がっているはず。
まさに風のようにいろんな物事が頭をよぎり、心配や想像が止まらない現象は、風のエネルギーが原因です。そんな時は、このNemu-Relaシリーズのラベンダーを枕にひと吹き。頭だけでなくカラダの力まで抜けていき、朝までぐっすり眠れる深い睡眠をお手伝いするアロマ、ラベンダーとクラリセージを配合。
そして呼吸は自分にも聞こえないくらい静かに、深く繰り返すのがおすすめ。交感神経から副交感神経にスイッチして、カラダがおやすみモードになりますよ。長時間の移動をすることでもヴァータが上がりがちなので、ぜひ旅行のお供にも持って行ってみて。
5.気分で選べるアロマセット
【エッセンシャルオイル】トリプティライフオーガニックブレンド スターターセット(3ml×3本)
ヴァータ(風のエネルギー)、ピッタ(火のエネルギー)、カパ(水のエネルギー)がセットになった、アロマキットがあれば、欲しい効果を日常に気軽に取り入れられるように。
ヴァータは不眠、不安、気持ちのアップダウン、疲れを取り除きたいときに。ピッタはイライラ、怒りを鎮めて穏やかになりたいときに。
カパはだるさ、重さ、やる気のなさを消し去って、リフレッシュしたいときに。気持ちやカラダへの作用を実感して、アロマをうまく使えるようになるはず。
アロマオイルOKの加湿器やお風呂に、そしてキャリアオイルと混ぜてマッサージオイルに。アロマオイルは使い道が幅広いので、効果を知って、今日から悩みを解消する新しいアロマ生活を始めてみてくださいね。
著者
三野村なつめ
アーユルヴェーダ・アドバイザー。「アーユルヴェーダを気軽に毎日へ」をコンセプトにコスメブランドARYURVIST(アーユルヴィスト)を立ち上げる。https://aryurvist.theshop.jp/
レシピと体質別のスパイスキットをお届けする新サービス「整えごはん」主宰。https://totonoegohan.theshop.jp