サステナブルを始めよう③ 実はたくさん!今日からできること

サステナブルを始めよう③ 実はたくさん!今日からできること

『できることはたくさん!今日からできるサステナブルな暮らしっていったい?』

サステナブルって難しいと思っていませんか?
まずは興味を持って調べてみるのが、サステナブルな暮らしを始める第一歩だということを前回お伝えしましたが、そこにはどんなサステナブルがありましたか?

サステナブル。
つまり継続可能であるかどうか。

実際、生活の中で何をしたらいいのか?具体的な方法が分からないという方のために、今日からできることを少しご紹介していきます。



《今日からできるサステナブルを考えよう》

例えば、何かを買い足さなくても、今すぐできる、とても簡単なこともあります。
また、毎日使う、消耗品ってなんだろう?と考えて、今使用しているものが無くなったタイミングでサステナブルな商品に買い替えをしてみるのもおすすめです



<今日からできること>




まずは資源に限りがあるということを、再認識してみましょう。

  • 水を使いすぎないようにこまめに止める。
  • 電気をつけっぱなしにせずに、節電に努める。
  • 物を大切に使い、安易に捨てない。


<今ある製品選びを変えることで、できること>




・洗濯用洗剤
→洗濯用洗剤による排水は、水質汚染の原因に。

【できることの一部】
生分解性のあるエコな洗剤に変える。
・プラスチック容器
→プラスチックは焼却する際に出る二酸化炭素が大気汚染につながり、また海に流れてしまうと海洋汚染の原因に。

海の中で細かく粉砕されたマイクロプラスチックは、生き物が食べてしまうことで生態系を脅かすリスクも。

【できることの一部】
ビニールなどで過剰包装された商品は避け、レジ袋はエコバックに。

プラスチック製のゴミ袋を新聞紙やチラシなどで代用。匂いが気になる場合は使用済みのコーヒーかすを入れて消臭を。

・化粧用のコットンやシートマスクや生理用のナプキン
→フェアトレードでない取引で、発展途上国の人々が重労働させられる。ゴミが増える。

【できることの一部】
化粧用コットンやシートマスクは洗って繰り返し使える物に。

生理用ナプキンは生分解性のあるナプキンにしたり、布ナプキン、吸水ショーツ、月経カップに変える。



《サステナブルに取り組んでいる企業がつくる、製品を選ぶ》




普段の買い物。
「安ければいい」→『品質と企業の取り組みがいい』へと、思考を進化させることが、これからは重要です。

例えばLIFE TUNING DAYSでは、再生可能なガラスボトルや生分解性できる素材を使用している『シャトー・デュ・ボワ』『ナリン』『フィッツ』などのコスメを展開しています。



実はこんな話を耳にしたことがあります。
アメリカの有名な展示会場でのひとコマで、「日本人とは取引したくない。」というアメリカのメーカーがあったそうです。

理由は“日本の企業は安ければ安い方が良くて、品質に対する真価を価格に反映してもらえないから。” とのこと。

すでに一部では、このようなイメージを持たれている日本。なんだか悲しいですよね。


サステナブルに取り組むことで、費用が嵩み、企業としても価格を少し高く設定しなければならないこともあります。

それをまずは理解し、価格としては少し高くなるかもしれませんが、未来 の地球を、青くて 住みやすいキレイなまま残しておくために、サステナブルに本気で取り組んでいる企業の製品を選ぶことが大切です。



消費者 が利便 性を追求すれば、必然 的にサステナブルでない企業が生き残ることになるかもしれないわけで、どちらをも両立させるのは、企業にとっても大変なことかもしれません。

しかし、今日のあなたの選択が、これからの未来へとつながります。



《人もサステナブルでなくてはならない》




ブラック企業と呼ばれる企業も、決してサステナブルではないですよね。

どれだけサステナブルな製品をつくっていたとしても、人もサステナブル、つまり持続可能でなければなりません。

さすがに、企業に出向 いて人間関係や勤務時間がサステナブルかを知るということはできませんが、本当の意味でのサステナブルな企業が増えれば、人も人を思いやる余裕が生まれ、生きやすい世の中になるかもしれません。

またサステナブルは、できることから取り組み『継続』していくことで、意味を成すもの。

無理に生活を変えようとしても、継続は困難になり、逆にストレスになってしまうかもしれませんから、できることからチャレンジしていきましょう!


前回のマガジンはこちら>>

サステナブルを始めよう① そもそもSDGsってなんですか?

サステナブルを始めよう② 私にもできる?“丁寧な暮らし”

 

ライター 星ゆうこ

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